支持杭の長さが周辺の他の物件と比べても短いことは気になりました。
営業に問い合わせたところ現地で調査した柱状図を見せてくれました。
3か所ほど調査しているようです。
深さ15mのところにN値が50の場所がありました。
ここを中間支持層として利用しているのかと思います。
その下にはやはりN値の低い地層があり、
50mのところにN値が50以上の硬い岩盤がありました。
ピンポイント的にここは地盤が良い場所ということなのでしょうか?
東京の地盤(Web)の葛飾区立石
http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/geo-web/122tateisi.htm
http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/geo-web/pdf/122tateisi.p...
の29-8の3番と29-9の1番7番が現地周辺の柱状図です。
この図では50mまで調査していないのは、N値が十分だということなのでしょうか?
摩擦杭を用いることができる規模のマンション(条件付きで6階建てまで)ではないのと思うので、
節杭を用いている理由は良くわかりません。
中間層を用いているので、保険的に摩擦杭を用いているということなのでしょうか?
どちらにしろ中途半端という印象が無いことはありません。
不同沈下に対応することが大切で、
抜け上がりの問題もありますから、
深い杭が絶対というわけでもないと思います。
判断は難しいところですね。