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私は、テラヘルツ波(遠赤外線)の研究を長年している京都大学の先生方と長年お付き合いしております。
テラヘルツ波の研究と利用については、他の学問に比べ遅れており、実用されている技術は、一般的にはかなり限られています。(コタツ、炭火焼など)
しかしながら、テラヘルツ波の可能性は、多岐に渡っており米国宇宙局NASAでは、実際に色々なものに活用されているようです。
テラヘルツ波の長所は、人体に悪影響を及ぼさない弱電磁波であることです。
(たとえば、電子レンジに使われるマイクロ波は人体に多大な被害を及ぼす波長です。)
光冷暖に活用されているテラヘルツ波の原理は、輻射というよりは、テラヘルツ波の共鳴によりエネルギー交換です。
テラヘルツ波を発生する鉱物を塗料に混ぜ、熱源となるラジエターと壁に塗布することで、それぞれから発生するテラヘルツ波が一瞬でエネルギー交換をすることで、室内の温度がどこでも同じになります。(光のスピードでエネルギー交換を続けるわけですので、強い日差しのあたる窓際などでもない限り家中が同じ温度になることになります。)
これは、物理学なので説明が難しくおそらく販売されている方も十分に理解されていないのだと想像されます。エネルギーの増幅はありません。あくまでもラジエターを含めた家の中の総エネルギーを家中の容積で割ったものが、家の空気の温度となります。(厳密には、家を構成している資材の持つ熱容量も関連してきます。)
また、テラヘルツ波のもうひとつの特徴として、還元作用があります。これも何故かを説明するとかえってわかりにくくなると思います。光冷暖の会社は、この還元作用で農業に活用できることを発見し九州大学と実験も重ねていますが、おそらく九州大学の教授も農業の専門であり、物理学者ではないため、原理についてはまだ理解されていないかもしれません。
還元作用の効果は、物質の酸化を妨げることです。植物でも動物でも細胞の酸化が衰えにつながります。最近水素水がはやっているのも水素による細胞の酸化防止(還元作用)です。
私は、マンションに光冷暖を設置し、色々な植物で実験をし、植物の変化の差に予想していたとはいえ驚いています。マンションには、敢えて塗料を塗らない部屋を作り、テラヘルツ波があたる部屋と当たらない部屋を作り、光などの環境はほぼ同じにして実験しましたので、おそらく正しい結果が出たと考えます。
テラヘルツの共鳴は、ラジエターのスイッチを入れてなくても行われますので、私は、家にいるときは常に還元波を体に受けていることになります。
光冷暖の会社は、まだこの部分を売りにはしていません。ただ大学での実験は続いておりますので、そのうちに正式な効能として証明されるのではないかと思います。
もうひとつ弱電磁波の効果として、空気中の水分との化学反応の効果もあります。
テラヘルツ波からでる電磁波は、水に吸収されやすいという性質があります。空気中には水分が水蒸気として存在しますので、これがテラヘルツ波を吸収すると軽度の電気分解を起こし、H2O7がH3O2-イオンとH3O+イオンに分かれます。このイオンは不安定な構造ですので空気中のほかの物資とぶつかりその構造を壊巣作用があります。他の物質から電子を奪うことで、不安定なイオンがH2Oに戻るとのことです。たとえば有害物質であるホルムアルデヒド(HCHO)をH2O,CO2に分解、アンモニア(NH3)は、窒素(N2)と水素(H2)に分解するなどです。
光冷暖では、ありませんが、私の知っている研究者のアイデアで部屋にテラヘルツ波を発生する塗料を塗布した家では、空気環境がとても改善したことが、実績として出ています。
ただこれも中々理解することが難しいため、一部の住宅業者のみが採用し、大きくは広がっていません。
光冷暖の会社もこの点については、宣伝していません。犬を飼っている家でにおいがあまりしないとはいていますが、おそらく原理がわかっていないか、証明できていないので効能として謳っていないのでしょう。
私は、光冷暖の会社の支援者でも回し者でもありませんが、テラヘルツ波の将来の可能性について強い期待をしており、今回光冷暖というシステムが発明された事は、大変よいことだと思っています。私の知り合いの研究者もよいシステムを見つけ出したものだと喜んでいました。
参考にしていただければ幸甚です。