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家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
家を失ったオイラが青テントで仮住まいを始めました。
基本的には放置です。
毎日は書き込みません。
連絡窓口として使ってください。
[スレ作成日時]2010-10-28 22:15:25
衝撃的な出会いから2年間、契約に基づいて清原氏とは極めてビジネスライクな関係が続いた。
特筆すべき事件はなにも起っていない。
そして2年後、然るべきときが来たので、然るべき通知を送った。
今度は配達証明郵便で送った。
郵便局が配達したことを証明してくれる。
これで受け取っていないとは言わせない。
差し出した翌日の夜、郵便局のサイトで配達の状況を確認してみた。
午後3時頃に配達に行ったようだが「不在持ち戻り」となっている。
清原氏はその時間に不在だったようだ。
まだ郵便を受け取っていないことを確認した。
いつ受け取るだろう?
うちの会社からの配達証明郵便、彼は気になるに決まっている。
明日の午前中にでも再配達の指定をするだろう。
前回と違って今度は通知の内容が全然違う。
受け取ってすぐに電話してくるだろう。
明日の昼ぐらいか?
そうすると明日の夜には清原邸に行かねばならなくなる。
明日のスケジュールを前倒しして、夕方に時間を空けておくことにした。
阿波野にもスケジュール調整を命じた。
明けて翌日、やはり配達の状況が気になる。
11時ごろ、出先から携帯で郵便局のサイトにアクセスしてみた。
「持ち出し中」となっている。
読みどおりだった。
午前中に再配達の指定をしている。
昼休みに電話がかかってくる。
わしは身構えた。
午後2時過ぎぐらいだったか、打ち合わせ中にわしの携帯が鳴った。
番号を見ると会社からだ。
「来たか」
そう思ったが出るわけにいかない。
マナーモードで留守電に切り替えた。
打ち合わせが終わり留守電を聞いてみる。
入電者はお局の金村女史であった。
「金村です。清原さんから電話がありました。至急連絡してください」
清原氏に電話する前に会社に電話してみることにした。
彼の様子がどんなだったか、事前に知りたかった。