No.1074さま 投稿いただきましてありがとうございます。
また、丁寧なご説明恐れ入ります。専門家の方?もしくは工学系の技術者の方のような理解力の高さに恐れ入ります。そして 感謝申し上げます。
私のお話の趣旨は、投稿をお読みになる方に向けてわかり易くご説明させていただきたくて、今回のような投稿内容となってしまいました。
以下、専門の方に向けた回答とさせていただきます、恐縮です。
弊社の建物は高気密住宅としての販売は行っておりませんがセルロースファイバーでツーバイシックスの場合外皮は140ミリ、K値0.004の性能で140ミリの厚みで施工しております。約60KG/㎡の密度です。
この場合のこれまでの数値は、UA値0.32から0.44です。Q値は少し古い数値ですが、1.2から1.8程度です。
従いまして、UA値もQ値もエネルギー(カロリー)をもとにしている数値ですので6畳のタイプ2.2KWタイプのエアコン2台で40坪までの住宅なら一軒分の熱量を充足する数値となりますので24時間運転で、という言い方をしておりました。
これは、私の考え方ですが24時間運転を推奨している訳ではありませんが。
熱量の計算をすると熱損失係数において間歇運転の概念は無いため(一時間当たり何カロリー)言い方を変えているものです。その点、誤解を与えてしまっておりましたら失礼いたしました。
今シーズン、数件のお客様のお宅へ伺い結露や冬の窓側の寒気についての対策についてご説明にお伺いしていることも重なり、ヒアリングによると就寝までの時間のみ暖房(タイマー運転)の使用をしていた経緯もあり、
多くの結露や冷気(寒い)原因は、暖房を付けないことの室温低下と家族の体からの蒸気が原因の多湿の環境にありますので、そのような説明になってしまったという経緯です。
仰っていただいた、パッシブ住宅の概念は私も好きで海外への研修もしながら実現への見通しを建てておりますが、一般的な価格からはまだまだ程遠く坪単価60万円以上の価格となってしまっております。
(日本を代表する、パッシブデザイン住宅の第一人者の森みわさんや、低燃費住宅の早田さんなどのことも存じております。)
何とか、40万円程度で購入可能、かつ高性能の住みやすい住宅を供給したいという思いで現在、日々研究や開発をして取り組んでおります。
そういった意味でのご説明となってしまっておりました。
大変誤解を与える様な失礼をお許しください。
別件では、私自身が開発したオリジナル蓄熱式床暖房を使用されているオーナー様へ向けた説明が含まれておりました。
余計、誤解を与えてしまっていたかと反省しております。
最後となりますが、現在国が推進しております、ZEHも省エネ基準などの高性能住宅もこれを満足すればOKというものでは無く、戦後復興で満足な断熱材も入っていなかった家から世界基準の住宅作りを推進していくあくまでも通過点としての指針であり、我々住宅供給事業者はこれに満足することなく、さらなる住みやすい住宅を国民の皆様が手ごろな価格で手に入れることが可能となり、幸せを感じていただけることを目標としております。
生意気なことを申し上げているかもしれませんが、私はこれまで20年工務店の代表者として直に家作りを進めて参りました、現場をよく知る経験者です。
引き続きお客様のため、これまで以上のサービスを通してお客様の気持ちをくみ取りて精一杯寄り添って参りたいと思っております。
HEAT20も建築研究所のことも存じております、しかし、一般に使える情報では無いのであえて割愛させていただきたいと思っております。
写真は、先日私が出版させていただいた本です。帯を当時の建築研究所 理事長の坂本雄三先生にお願いしております。
HEAT20は、全体の監修は坂本先生が行っております。先生曰く、数字が先行しちゃいけない。ということでした。
是非、お会いできますればプロの会話としての建築談義など出来ましたらと思っております。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
具体的なご相談は、直接のメールお電話でもお受けしております。
どうか、末永くご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
(株)ファーストステージ 代表取締役 飯村真樹
一級建築士 国土交通大臣NO.263275号
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