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>No.373さん
>ベニヤ板1枚張るか張らないかで耐震性が変わる理論の説明をもっと明確にしてくれよ。
>あとあんたの理論通りだとすると、1.4m以下でも物置として本なんかの重い物を多量に収納していた場合、
>居室として使用していないから法律上は問題なくても、耐震性には問題があるということになるんじゃないのか?
興味を持ってこのスレを眺めていました。
法律というのは、どこかで線引きが必要なのです。
ベニヤ一枚貼るか貼らないかの問題ではないのです。
規制というのは、通常は、最低限の基準を定めている場合が多いです。
1.4mは、規制と緩和の妥協点だと考えられ、規制の立場のみに立てば、
家の最上部に物を置く空間はないほうが良いです。
しかし、それでは過度な規制となるため、
ちょっとした収納としての活用ができ(緩和の立場)、
重量物などを置いたり人が生活することが困難(規制の観点)、
という妥協点として、1.4mという高さを設定したのだと思います。
私は、No366さんのように、建築に関する知識はありませんので、
間違っているかもしれませんが、理屈は以下のようなことかと思います。
家の最上部に重量物を設けると、横揺れが発生した場合に
モーメントは、力(N)と距離(m)の積により得られるので、
家の下の方ほど(土台と柱の接合部など)負担がかかります。
例えば、負担の大きいであろう土台と柱の接合部に発生するモーメントは、
端的に言えば、
① 接合部から重量物までの距離と重さを乗じて得られるモーメント、
② 上方向に伸びる重量物については微小重量に発生するモーメントを
積分して得られるモーメント(だったかな?)、
③ ①②で得られた各重量物のモーメントを足す(だったかな?)
ことで得られると思います。
ややっこしい話はとにかく、家の最上部に重量物があることは良い事ではありません。
これについては、瓦についても同じことが言えます。ただし、瓦については、
屋根が瓦の場合と瓦以外の場合で建築上の基準に差を設けるなどして、
瓦という重量物に対する対策を講じているはずです。
一方、ここで問題となっている最上部の空間については、
重量物などを置く場所ではないという前提のため、
建築基準上ではまったく考慮していないはずです。
つまり、最上部に想定外の居住空間があることは、当然のことながら
基準上では想定外ということです。
繰り返しますが、ベニヤ板の問題ではないのです。
仰るとおり、1.4m以下であっても最上部は書庫などにすべきではないと思います。
良心ある住宅会社であれば、ロフトなどを設ける場合には、恥と思わずに、
施主に対して、重量物は置かないことをアドバイスすべきなのです。
恥でも何でもありません。
施主側もそれを聞いて、その住宅会社が頼りないなどと考えずに、
施主の幸せを真剣に考えている会社であると評価すべきなのです。
この会社が非難されているのは、本来は避けるべきロフト等の使用方法を
営業ツールにしているような印象があるためだと思います。
もしかしたら、しっかりとした対策を行っているかもしれません。
前のほうのレスで、この会社は謝罪すべき、などと記載している方もいるようですが、
謝罪より先にまず成すべきことは、天井裏に重量物を置いている施主の方がいて、
(床の補強と管柱を増やすのみの対策を講じているのみで)重量物を踏まえたN値計算など
を行っていないのであれば、そのような使用方法は止めたほうが良いと、進言すべきと思います。