トレジャーランドプロジェクト に行ってみた − モデルルーム見学記

ざっと、現地の周辺をぐるっと巡回させて頂きましたので、マンションギャラリーに向かうとします。でも、よく見ると、マンションギャラリーならぬ、「マンションパビリオン」と書いてありました。（笑）

早速、受付を済ませると、女性スタッフの方がアンケート用紙と飲み物のメニューみたいなのを持って来てくれました。アンケート用紙の記入が終わると、今度は、若くていかにもギンギンした感じの若い男性営業マンがやって来ました。名刺を頂くなり、こんな質問が出て来ました。

営業さん「こちらの物件は、どうやって知りましたか？」

自分「ええと、スーモの情報からおたくの物件を知り、それから公式サイトを訪問したところ、一目で気に入ったマンションだったのです。まさかこんなところに現地やＭＲがあるとは知らず、それでも、いつかは、行ってみたいと思える物件でした。」

営業さん「そうでしたか。もう、何件もマンション物件はご覧になっているのでしょうか？」

自分「そうですね。柏市の物件は、いくつか回らせて頂いておりますが、どうせ、柏市に住むなら、出来るだけ多くの物件を見たいと思いまして。その為、今日は、正式にサイトから予約見学をした訳でもないのに、こうして、飛込みみたいな感じで来ても、ご対応して頂き、本当に有難いと思っております。」

営業さん「いえいえ。こちらこそ、わざわざ、遠くからお越し頂いて、有難うございます。」

といった会話の流れで、それから少し程談話をしてから、シアタールームに案内して貰いました。

そして、誰もいない席にまるで貸し切り状態のような感じでシアタールームが見られるのは、最高です！シアタールームの映像説明って、大体は、住んでいる家族をリアルに描き出し、マンション物件の特徴や概要や間取などで終わってしまうことが多いのですが、今回の物件とは、ちょっと異なるものでして、最初に驚いたのは、「登場人物がアニメ」の映像なんですね。一般的には、人間がモデルになることが多いのに、今回は、アニメ形式で家族の様子を描いていました。

それは、夏の暑い日のこと。母親と父親と息子の三人が、昆虫採集に来ていました。母親の胸元に止まってたカブトムシを息子が捕らえたところから、ストーリーが始まります。その後は、農家で家族が一緒に「採りたてのトマト」を試食しているシーンが、印象的でした。

この物件のシアタールームは、二段階構成となっており、アニメの次は、マンションギャラリーの秘密の場所とも言えるＶＲ（ヴァーチャルリアリティ）で、ある大きな扉が開くと、長いテーブルがある席に案内して貰いました。ここでは、立体的な空間を体験することが出来て、緑に囲まれたマンションの中に、いくつかの共用施設があるという宣伝だと思われます。

何か、ここまで来ると、ディズニーランドに来ているみたいな風景です。ここからは、マンションの概要をここで、映像を通して聴きました。印象的だったのは、概要説明が始まる頃、「柏市の数値が０だけど、０とは、①オリンピック選手②待機児童③お城のどれかな？」という問いに対して、私は、直観的に「待機児童」と思ったのですが、これ、正解でした。「待機児童０」って、立派ですよね。

柏市に限らず、全国的に偏りがなく、平等にそうなったらいいのに....。と思いました。ましてや、少子高齢化の社会とはいえ、現在では、３０代、４０代の妊娠・出産が多いと聞いてます。それに、子供を出産しても生活が厳しい人には、手厚い支援をもっと積極的にアピールして欲しいと思いますが、柏市の場合、どうなんでしょうね？

そして、こちらの物件は、共用施設が充実していることをアピールしていました。まず、カフェラウンジの映像が目に留まりました。調べたら、何とＡ～Ｎまでの１４種類もの共用施設があるそうなのです。

調べてみたところ、ＡはアプローチでＢがフォレスティホール、ＣのメイプルライブラリーでＤはメールコーナー、Ｅが３基あるエレベータを意味し、Ｆの駐車場出入口でＧはサブエントランスの車寄せ、Ｈが駐車場でＩはバイク置き場、Ｊの自転車置き場やＫの２４時間利用可能なゴミ置き場、ＬはワンダーパークでＭがグリーティングテラス、Ｎがディスカバリープロムナード、などなどです。まあ、施設が充実っていう割には思ったほど大したことはないな、と思いました。だって、例えば、マンションの敷地内にスーパーが出来るとか、温泉があるとかゲストルームとかがある訳でもないから、ちょっと大げさにアピールしているように感じたのです。

今度は、構造模型を通して、マンションの説明をざっと伺うことにしました。共用施設の一部でもある駐車場は、平置きで７８％もあり、駐輪場は、一世帯全て停められる（例えば、４人家族が４台使うとなれば４台駐輪が可能とのこと。）

１２階建てのマンションで、マンションの引き渡しは、平成３０年１１月末だそうです。売主さんは、「フージャースコーポレーション」さんというちょっと聞きなれないお名前。それから、マンションの眺望について伺いましたが、眺望はとても良く、手賀沼の花火大会が見れるとか、「シャリエ柏たなか」は線路沿いではないけれども、こちらのトレジャーランドの方は、線路に沿った物件だということを知りました。

因みに、子育て世帯の方が気になるのは、ずばり、「通学区」ですよね。通学区は、シャリエ柏たなかさんと同じく、柏たなか小学校です。徒歩１９分ですので、少し歩きますね。また、中学校は、たなか中学校でこちらは、徒歩１４分。（ただ、大人の足でなのか、子供の足でなのか、その辺をはっきりと聞けば良かったと思います。）

・Ｆタイプの間取の案内　４ＬＤＫ＋２ＷＩＣ＋ＦＣ+ＳＩＣ　専有面積　１０１．４０㎡

そして、いよいよ待ちに待ったモデルルームのご案内です。最初に営業さん曰く、「オプションが多いので、まずは、大体のイメージをお持ち下さい。」とのことでした。

でも、徒歩３分で１００㎡以上の間取で４ＬＤＫだったら、軽く４，０００万以上はするだろうな、と思いました。でも、ネットで見る限りでは、３ＬＤＫが２，５００万円で４ＬＤＫが３，３００万円からという感じで謳ってました。

なので、いくら３，３００万円台からだったにせよ、専有面積が広く、オプションが多い為、４，０００万はするだろうな、というのが率直な意見です。

では、玄関からお邪魔します。玄関の床下は、「これ、大理石？」と思ったくらい玄関の床下は、超が付くほど豪華です！それに何と言っても、広くて開放感があります。ＳＩＣ（シューズインクローク）は、約２．８畳という大きさ。

しかし、それにしても、狭すぎる廊下ですね。どうやら、「クランクイン玄関」というのを採用しているそうで、ドアを開けたらお部屋の中が丸見えではなく、入ってから右に曲がって入る、みたいな設計になっています。（どうでもいいお話しですが、風水では、ドアから玄関に入り、リビングがもろに見える間取って、金運が下がるみたいなことを知りました。ですから、その真逆の間取なので、住む人は、金運が良くなりそうですね...。）

こちらは、子供部屋です。とっても、お洒落なデザインで素敵です。大人の自分ですらも、もう、このまま、住んでしまいたいと思えるようなお部屋でした。

そして、こちらは、子供部屋のウォークインクロゼットです。広さは、まずまずのところですね。奥行もそれなりにありそうでしたね。

こちらは、主寝室です。オプションが多いので、全体的に豪華な仕様です。個人的には、基本プランみたいな間取りでオプションが殆どない間取が良かったなと思います。

こちらは、トイレですね。モデルルームも、全てが商品化されている為、トイレの便器にもリボンがついているのが印象的です。実は、節水式になっているとは！

今度は、待望のキッチンです。美味しいお水が飲める浄水器、生ごみを粉砕してくれるディスポーザーは、標準装備、主婦にとって嬉しい食洗機や便利な床暖房は、残念ながらオプションだそうです。

しかし、水回りやガスコンロの間の部分が狭く感じました。これでは、長めのまな板を使って料理は出来ても、お皿を置く空間が足りない。う～ん。これも、ちょっと残念！もう少し、主婦の立場になってキッチンを作って欲しいなあと思いました。私が、デザイナーだったら、もっと主婦の目線に立って、創意工夫が出来たのにって思いました。

こちらは、食器棚です。食器棚は、やはり、オプション扱いとなるようです。確か、野村不動産のプラウドだと、食器棚も標準だったりすることがありましたが、こちらもやはり、食器棚はオプション扱いなんですね。本当、オプションが多いなと思いました...。

こちらは、リビングと手前がバルコニーです。

バルコニーに置いてあるインテリアが格好よかったので、こちらも思わず、撮っちゃいました。

リビング・ダイニングには、フレキシブルドアを採用しているらしく、隣には、約５．５畳の洋室があります。ここには、お布団クロゼットがあります。何か、全てのお部屋にクロゼットがあるので、とっても助かります。まあ、マンションからマンションに引っ越す場合は、荷物の量はさほど変わらなくても、一戸建てに住む人で荷物が多い人は、断捨離しないと駄目だなって思いました。

・トレジャーランドプロジェクトの総評

アンケート用紙の記入、シアタールーム、模型構造の説明、間取の案内など、マンションギャラリーでの大まかなことは終わり、価格帯について教えて貰おうとしましたが、今回は、教えて貰えませんでした。

こちらの売主さんの戦略なのか、「何度も来訪することによって教える。」とのことですので、まるで、住友不動産のやり方に少し似ているなと思いました。（スミフって、物件によっては価格表をくれるところとくれないところがあるじゃないですか。なので、今回は、それこそ、「くれない方」の物件だったんだなって思いました。）

でも、営業さんは、まあまあ親切に対応してくれましたね。まあ、公式サイトに書かれている価格だと、２，５００万円台からあるようなことは分かりました。でも、ここの物件、くどいようですが、価格表を貰えそうで貰えないという物件だということを知りました。第一期一次だからなのか、と思いましたが、恐らく、何期になっても、価格表どころか、間取すらも渡さない物件もありますからね。

そして、資料を頂いて帰ることにしました。資料を入れる封筒や手提げ袋は、大きな木の中におうちがメルヘンチックに建っているような夢のあるデザインでした。こちらの物件は、想像していた通り、素敵な物件でした。

だからこそ、住めちゃう人が本当に羨ましい限りです。共用施設もそこそこ充実していますし、何と言っても間取も何もかも、全て理想的なマンションだと思います。でも、買ってから文句を言っても遅いので、取り合えず、自宅に帰って、資料を見ながら検討し、大よその価格についてネットで調べようと思います。

「シャリエ柏たなかステーションヴィラ」と比べると、少し豪華な印象と小学校が若干、こちらの方が近いかと思います。まあ、時間を見つけてもう一度、行ってみてもいいかなと思います。ローンとかも、無理なく組めそうだし、価格を聞いたりして検討して行こうかなと思います。